よくある質問
ə、ʃ、ŋ などのよく使う記号はどう入力しますか?
Shift を押してから文字キーを押します。Shift + E で ə、Shift + S で ʃ、Shift + N で ŋ、Shift + T で θ、Shift + D で ð、Shift + Z で ʒ、Shift + I で ɪ、Shift + U で ʊ。AltGr には第2の系列があり、AltGr + E で ɛ、AltGr + A で æ、AltGr + 0 で ʌ が出ます。画面上のキーをクリックするほか、お使いのキーボードでも初期設定で同じ組み合わせが入力できます(普通の文字を入力したいときは物理キーボードのオプションをオフにします)。
日本語の音を表す記号はどこにありますか?
「う」の ɯ は AltGr + W、「ふ」の ɸ は Shift + F、「し」の ɕ は AltGr + C、「じ」の ʑ は AltGr + J、「ら行」のはじき音 ɾ は Shift + , にあります。長音には長音記号 ː(数字の 2、Shift なし)を使います。なお、「ん」の口蓋垂鼻音 ɴ はこのキーボードにはありません。例:/toːkʲoː/。拗音の ʲ は数字の 5 にあります。
強勢記号 ˈ と長音記号 ː はどこにありますか?
どちらも数字列にあり、Shift は不要です。ˈ(第1強勢)は 1 の左のキー、ˌ(第2強勢)は 1、ː(長)は 2、ˑ(半長)は 3 です。強勢記号は強勢のある音節の前に置きます(例:/ˈwɔːtə/)。同じ列には ʰ、ʲ、ʷ、ˠ、ˤ、ⁿ、ˡ、連結記号 ‿、小グループ境界 | もあります。
鼻音化 ◌̃ などの補助記号はどう付けますか?
先に元の文字を入力し、そのあとに補助記号を入力します。Shift の段の数字列にある記号は結合文字で、直前の記号に付きます。たとえば ɑ のあと Shift + 1 で ɑ̃、n のあと Shift + 3 で成節の n̩、t のあと Shift + 5 で歯音の t̪ になり、Shift + 2 で無声化の ◌̥ が付きます(例:日本語の「です」の ɯ̥)。息もれ声 ◌̤ は AltGr + 9、きしみ声 ◌̰ は AltGr + ' です。
IPAとカタカナや辞書の発音表記はどう違いますか?
カタカナによる発音表記は日本語の音に合わせたもので、多くの音を区別できません。IPAは国際的な体系で、1つの記号がどの言語でも1つの音を表します。たとえば /ʃ/ は英語の ship、フランス語の chat、ドイツ語の Schule で同じ音です。英和辞典の発音記号もIPAをもとにしています。音素表記はスラッシュ /…/、音声表記は角かっこ […] で囲み、/ と [ ] は通常の段にあります。
IPAをきれいに表示できるフォントは?
音声学用に作られた Charis SIL、Doulos SIL、Gentium はIPA表全体を収録し、補助記号を正確に配置します。Noto Sans や Noto Serif もきれいに表示できます。一般的なシステムフォントでもほとんどの記号は出ますが、結合補助記号の位置がずれたり、まれな記号が空の四角になったりすることがあります。その場合はフォントを変更してください。
Word や Google ドキュメントに貼り付けられますか?
はい。記号は標準の Unicode 文字なので、コピーボタンを押してから Ctrl + V(Mac では Cmd + V)で、Word、Google ドキュメント、メール、スライドに通常の編集可能なテキストとして貼り付けられます。記号が四角で表示される場合は、その部分のフォントを Charis SIL や Noto Sans などに変えてください。
スマートフォンで使えますか?すべての記号がありますか?
スマートフォンのブラウザでインストールなしに使えます。Shift で第1の系列、小さな画面で AltGr の代わりになる Alt キーで第2の系列と声調記号を入力し、コピーして任意のアプリに貼り付けます。ただしすべての記号があるわけではなく、母音 ɵ ɘ ɞ ɶ、入破音 ɗ と ʛ、子音 ɟ ɢ ɴ ʜ ɥ、r音性母音 ɚ、連結弧(t͡ʃ)はありません。tʃ や dʒ のような破擦音は2文字で書けば十分で、簡略表記ではよく使われます。