配列の概要
この古代ギリシャ語バーチャルキーボードは、上段がΣΕΡΤΥΘで始まる物理キーボードの配列を再現しています。47個の文字キーからギリシャ文字の30文字(U+0370–U+03FF, U+1F00–U+1FFF)にブラウザだけで届き、インストールは不要です。
この配列では、通常のラテン文字キーボードにない文字を47個入力できます:¨ « ¯ ´ · » ʹ ˘ ͵ ͺ ΅ α β γ δ ε ζ η θ ι κ λ μ ν ξ ο π ρ ς σ τ υ φ χ ψ ω ϙ ϛ ϝ ϡ。
さらに11個の文字が AltGr キー(スマートフォンでは Alt)で入力できます:ʹ ͵ ¯ ˘ ϙ ϝ ᾽ ϛ ϡ — –。
| 文字体系 | ギリシャ文字 |
| キーの並び | ΣΕΡΤΥΘ |
| 書字方向 | 左から右 |
| 文字キーの数 | 47 |
| 入力できる文字数 | 30 |
| ASCII 以外の文字 | 47 |
| Unicode 範囲 | U+0370–U+03FF, U+1F00–U+1FFF |
| 第三層(AltGr) | あり |
| 翻字入力 | なし |
古代ギリシャ語を入力する手順
- 画面のキーをクリックするか、物理キーボードで打鍵してください。どちらも同じテキスト欄に入力されます。
- Shift キーで各キーの第二層、つまり大文字やキー右上に表示された文字に切り替わります。
- AltGr キー(スマートフォンでは Alt)で第三層、つまりキー右下に表示された文字に切り替わります。
- コピーボタンを押すと本文全体がクリップボードに入り、メール・文書・フォームにそのまま貼り付けられます。
- Google・YouTube・ChatGPT のボタンは、入力した文字列でそのまま検索を開始します。
キー対応表
各行が 1 つの物理キーに対応します。左から、そのままの文字、Shift 併用の文字、AltGr 併用の文字です。
| キー | Shift 併用 | AltGr 併用 |
| ` | ῀ | — |
| 1 | ! | ʹ |
| 2 | @ | ͵ |
| 3 | # | — |
| 4 | $ | — |
| 5 | % | — |
| 6 | ^ | — |
| 7 | & | — |
| 8 | * | — |
| 9 | ( | — |
| 0 | ) | — |
| - | — | ¯ |
| = | + | ˘ |
| ; | : | ϙ |
| ς | ΅ | ϝ |
| ε | Ε | — |
| ρ | Ρ | — |
| τ | Τ | — |
| υ | Υ | — |
| θ | Θ | — |
| ι | Ι | — |
| ο | Ο | — |
| π | Π | — |
| ᾿ | ῾ | ᾽ |
| ͺ | } | — |
| · | | | — |
| α | Α | — |
| σ | Σ | ϛ |
| δ | Δ | — |
| φ | Φ | — |
| γ | Γ | — |
| η | Η | — |
| ξ | Ξ | — |
| κ | Κ | — |
| λ | Λ | — |
| ´ | ¨ | — |
| ’ | " | — |
| ζ | Ζ | ϡ |
| χ | Χ | — |
| ψ | Ψ | — |
| ω | Ω | — |
| β | Β | — |
| ν | Ν | — |
| μ | Μ | — |
| , | « | — |
| . | » | – |
| / | ? | — |
この配列で打てる文字
この配列で入力できる47文字:
- ¨
- «
- ¯
- ´
- ·
- »
- ʹ
- ˘
- ͵
- ͺ
- ΅
- α
- β
- γ
- δ
- ε
- ζ
- η
- θ
- ι
- κ
- λ
- μ
- ν
- ξ
- ο
- π
- ρ
- ς
- σ
- τ
- υ
- φ
- χ
- ψ
- ω
- ϙ
- ϛ
- ϝ
- ϡ
- ᾽
- ᾿
- ῀
- ῾
- –
- —
- ’
同じギリシャ文字を使うキーボード
これらのキーボードは同じ文字体系を使い、収録文字の多くを共有しています。
よくある質問
古代ギリシャ語の文字に気息記号やアクセントを付けるには?
先に記号を押し、続けて文字を押します。[ キーで無気記号 ᾿(Shift+[ で有気記号 ῾)、; キーで鋭アクセント ´、` キーで重アクセント、Shift+` で曲アクセント ῀ が入力できます。たとえば ᾿ のあとに α で ἀ、῾ のあとに ο で ὁ になります。
同じ母音に気息記号とアクセントを両方付けられますか?
はい。必要な記号を順不同ですべて押してから母音を押します。᾿ ´ α で ἄ、῾ ῀ ω で ὧ になります。キーボードが記号を Unicode の標準順に並べ替えるため、検索エンジンやフォントで正しく扱える合成済み文字が 1 文字で出力されます。
下書きのイオタ(ᾳ、ῃ、ῳ)はどう入力しますか?
] キーが下書きのイオタ ͺ です。α、η、ω の前に押します。単独でも、気息記号やアクセントと組み合わせても使えます。ͺ ω で ῳ、῾ ῀ ͺ ω で ᾧ になります。大文字に付けると、横書きのイオタ(イオタ・アドスクリプトゥム)の形 ᾼ になります。
有気記号付きのロー(ῥ)や分音記号(ϊ、ϋ)はどう入力しますか?
Shift+[ で有気記号を押してから ρ を押すと ῥ になります。Shift+; は分音記号(トレマ)¨ で、¨ のあとに ι で ϊ になります。Shift+W は分音記号と鋭アクセントを同時に付けるキーで、続けて ι を押すと ΐ になります。
ギリシャ語の疑問符と上付きの点はどう入力しますか?
ギリシャ語の疑問符はラテン文字のセミコロンと同じ形で、Q キー(;)にあります。コロンやセミコロンの役割をする上付きの点、アノ・テリア · は \ キーです。W キーでは語末に使う語末シグマ ς が入力できます。
ディガンマ、コッパ、スティグマ、サンピなどの古い文字はどう入力しますか?
Alt Gr のレイヤーにあります。Alt Gr+W でディガンマ ϝ、Alt Gr+Q でコッパ ϙ、Alt Gr+S でスティグマ ϛ、Alt Gr+Z でサンピ ϡ です。Shift を加えると大文字 Ϝ Ϙ Ϛ Ϡ になります。Alt Gr+1 と Alt Gr+2 では、ギリシャ数字の表記に使う数字記号 ʹ と ͵ が入力できます。
長母音と短母音(ᾱ、ῐ)はどう表しますか?
Alt Gr+- がマクロン(長音記号)、Alt Gr+= がブレーヴェ(短音記号)で、どちらもデッドキーです。マクロンのあとに α で ᾱ、ブレーヴェのあとに ι で ῐ になります。教科書で母音の長短を示すための記号で、通常のギリシャ語の正書法には含まれません。
このキーボードと現代ギリシャ語のキーボードの違いは?
現代ギリシャ語は 1982 年以降、アクセント記号がトノス 1 種類と分音記号だけの単アクセント式(モノトニック)で書かれています。古代・ビザンツ期のテキストやカサレヴサのテキストは、気息記号 2 種、アクセント 3 種、下書きのイオタを使う多アクセント式(ポリトニック)です。どちらのキーボードも文字の位置は同じなので、簡単に行き来できます。